洋画の吹き替えはダサい?少数派?徹底調査!邦題の決め方なども解説

映画

洋画を吹き替えメインで見る場合に、「ダサいのでは?」「私って少数派?」と気になる方も多いでしょう。

心の中では「吹き替えはダサくない!」とは思いつつも、何故かちょっと自信なし。

結論、「ダサい」「ダサくない」の判断は主観によりますちなみに、私は圧倒的に吹き替え派(むしろ両方見る派)で、ダサいとは1ミリも思っていません。

また、吹き替えで見る人は字幕で見る人よりも少ない傾向にあるため、少数派です。しかし、4割程度は吹き替えで鑑賞しており、ほぼ半数ともいえます。

そこで今回は、吹き替えがダサいのか、少数派なのか、データをもとに解説します。

「邦題はどうやって決まるか?」についても紹介するので、参考にしてください。

洋画の吹き替えはダサい?少数派?徹底調査!

洋画_吹き替え_ダサい

洋画を吹き替えで鑑賞する割合についてデータを確認しながら、「ダサい?」「少数派?」の疑問を解決していきましょう。

確かに少数派!が、4割程度は吹き替えで鑑賞

3つの調査を確認したところ、洋画を見る際に吹き替えを選択するのは、およそ4割いました。

50%を下回ったほうが少数派となるので、確かに吹き替えは少数派。しかし、約半分の鑑賞者が吹き替えで見ていると捉えることもできます。

確認した調査の詳細について、それぞれ紹介します。

まず、メディア「エラベル」の調査(10〜70代の男女1,000名が対象)によると、「映画を見るとき「字幕」と「吹き替え」どっちが多い?」の回答は以下の通りです。

種類割合
吹き替え42.2%
字幕57.8%
引用元:エラベル|映画は字幕派?吹き替え派?みんなの映画事情を調査!

続いて、日本リサーチセンターの調査(15〜79才の男⼥1,200名が対象)によると、「海外の映画を見るなら、「吹き替え」か「字幕」か?」の回答は以下の通りです。

種類割合
吹き替え40%
字幕37%
どちらともいえない23%
引用元:日本リサーチセンター|【NRCレポート】 あなたはどっち?日本人の好み調査

最後に、NTTコムリサーチ「第3回「映画館での映画鑑賞」に関する調査」(10~70代の男女3,103名が対象)によると、「洋画「実写」の劇場鑑賞における字幕と吹替ニーズ」の結果は以下の通りです。

種類割合
吹き替え21.4%
声優・評判によっては吹き替え26%
字幕52.6%
引用元:NTTコムリサーチ|第3回「映画館での映画鑑賞」に関する調査

「声優・評判によっては吹き替え」という項目を入れるとは…!分かってる。

どの調査でもなかなか良い勝負を繰り広げており、甲乙付け難い印象があります。結論が出ないから、一生続いて欲しい気持ちでいっぱいです。

また、「映画館では字幕」「自宅では吹き替え」のように切り替えている方もいるでしょう。

私は基本的に吹き替えで見ますが、良い作品は字幕でも見直します。いつかアンケートにも「両方見る」を入れて欲しいものです。

ダサいかダサくないかはアナタ次第

「洋画を吹き替えで見るのはダサい」と言われるケースもありますが、結局主観なのでダサいかダサくないかはアナタ次第です。

私は吹き替え派で、もちろん「ダサくない」と思っていますが、スタイルの違いなので別に「格好良い」や「おしゃれ」とも思っていません。

洋画の吹き替えがダサいと思われる(ないしは思ってしまう)理由

洋画の吹き替えがダサいと思われる(ないしは思ってしまう)理由としては、以下が考えられます。

  • 俳優の演技や英語を体感していないから
  • 言い回しが異なるから

前述したメディア「エラベル」の調査においても、字幕で見る方の意見として「不自然や違和感を感じる」「ズレが大きい」などの意見が見受けられました。

吹き替えで見る方にとっては、「好きに見させてくれよ!」といった感じですね。

ダサいと言われたときの対処法

直接「ダサい」と言われてカチンときたら、「ほぼ半数の人が吹き替えで見てるんだよ(笑顔)」とやんわり数で推していきしょう。

また、吹き替えで定着している洋画も数多くあります。例えば、「マスク」(1994年)は、字幕で見ても脳内で同時に山寺宏一で吹き替えが行われているのは、私だけではないはず。

以下の動画は、字幕版です。

ソフト版・テレビ版ともにスタンリー・イプキス(ジム・キャリー)の吹き替えは山寺宏一で、さすがとしか言いようがありません。

「ダサい」の対義語が「おしゃれ」であるとしたら、「おしゃれ」なのは洋画を英語でそのまま理解できる方だけだと私は思っています。

邦題はどうやって決まる?ダサいのは否めない

邦題_ダサい

第一印象を決定付けると言っても過言ではない「タイトル」。邦題は基本的に、映画の配給会社が決定しています。

私は日本語の吹き替えは全くダサいとは思っていないのですが、邦題がダサいのは否めないと作品によっては思うことも。

レジェンド級の邦題は、以下の通りです。

  • バス男(原題「NAPOLEON DYNAMITE」)
  • 26世紀青年(原題「Idiocracy」)
  • ミニミニ大作戦(原題「The Italian Job」)

下手をすると「タイトル」と「内容」の不一致から、批判を浴びるケースもあります。

例えば、「ドリーム」(2016年:原題「Hidden Figures」)は当初「ドリーム わたしたちのアポロ計画」となっていましたが、「マーキュリー計画を扱った内容とタイトルが異なる」とSNSで批判が殺到し、タイトルを変更する結果となりました。

邦題だけではなく、原題もチェックしてから映画を見るのがおすすめです。

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まとめ

洋画_吹き替え_ダサい_まとめ

洋画を吹き替えで見るのが「ダサい」「ダサくない」かは、個人の感じ方によるため一概には言えません。

個人的には、鑑賞・視聴スタイルに「ダサい」「格好良い」はないと思うので、楽しんだ者勝ちだと思います。

また、3つの調査をチェックしたところ、吹き替えで洋画を見る層は4割程度となりました。字幕に比べて少数派となりますが、ほぼ半数は吹き替えで見ていることが分かります。

邦題はダサい可能性があるため、原題と比較してみると、見る作品の選択肢が広がるでしょう。

今回の記事を参考にしながら、洋画の吹き替えを楽しんでみてください。

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