映画館でポップコーンを食べるのはなぜ?食べきれない場合の対処法や美味しい理由も解説

映画館でポップコーンを食べるのはなぜ?食べきれない場合の対処法も解説 映画

映画好きの方のなかには、「映画館でポップコーンを食べるのはなぜ?」と疑問に感じるケースも多いでしょう。

違和感なくポップコーンを選んでしまう。

結論、映画館でポップコーンを食べるのは食べる音・匂いが気になりくいからです。

ただし、映画館でポップコーンが採用されているのには諸説あり、それぞれに納得の理由があります。

そこで今回は、映画館でポップコーンを食べる理由について解説します。食べきれない場合の対処法や気になるカロリーも紹介するので、参考にしてください。

POINT
  • 映画館でポップコーンを食べるのはなぜかを、「食べるときの音・匂いが気になりくい」などの点から解説します。
  • 基本的に持ち帰りOKなので、映画館でポップコーンを食べきれない場合は袋などに入れて持ち帰りましょう。
  • 気になる映画館のポップコーンのカロリーを紹介します。
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映画館でポップコーンを食べるのはなぜか

映画館でポップコーンを食べるのはなぜか|オリジナルイラスト
作成:筆者

映画館でポップコーンを食べる理由は、以下のとおりです。

映画館でポップコーンを食べる理由
  • 食べるときの音・匂いが気になりくい
  • 原価が安く、映画館の利益源になっている
  • 手軽に購入できる

それぞれの理由について解説します。

食べるときの音・匂いが気になりくい

映画館で販売されているフードはポップコーン以外にも以下のような種類があり、いずれも音・匂いが気になりがちです。

映画館で販売されているフード
  • ホットドック
  • フライドポテト
  • ナチョス
  • チュリトス
  • 唐揚げ
  • チキンナゲット

たとえば、匂いがしにくい「チュリトス」でも包んでいる紙に触れると「カサカサ」と鳴るので、音に気を遣いながら食べる方も多いのではないでしょうか。

その点ポップコーンは、匂いを抑えられるのはもちろん、つかんだり、食べたりする際の音を比較的気にせずに済む映画館フードです。

ポップコーンが映画館で提供された歴史的な背景も押さえておきましょう。

また、無声映画が放映されていた時代では、生演奏とともに映画を楽しんでいたため、ポップコーンを含めて食べ物を食べること自体がNGでした。

映画に音声がつくと、食べる音や匂いが控えめなポップコーンが流行するようになり、現在に至ります。

【関連記事】映画館のチュロスの値段やカロリーは?販売中止になったって本当?よくある質問も紹介

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原価が安く、映画館の利益源になっている

映画館のフードにポップコーンが提供されている理由には、原価が安く利益につながりやすいという点があります。

300〜600円のポップコーンの原価は10〜20円程度とされており、商品代金に対して90%以上が利益となるケースも。これによって、ポップコーンは映画館の重要な利益源になっています。

なお、映画ビジネスにおける収益配分の目安は、以下のとおりです。

種類収益配分
映画館50%
配給会社5〜15%
制作会社35〜45%

上記のように、興行収入の劇場側の取り分は50%程度で思ったほど収益となっていないのが現状です。

毎回ポップコーンを買って映画館の売上に貢献しようかな…!

手軽に購入できる

ポップコーンは原価が安い=購入価格がリーズナブルであるため、手軽に買いやすく映画館フードとして不動の人気があります。

参考として、大手シネコン別にポップコーンとホットドッグの価格を比較してみましょう。

映画館ポップコーンホットドッグ
TOHOシネマズ440〜600円550〜620円
イオンシネマ420〜620円550円
ユナイテッドシネマ400〜650円400円
MOVIX530〜630円590〜670円

サイズによっても異なりますが、ポップコーンはホットドッグよりも価格が安いケースが多く、購入しやすいことがわかります。

【関連記事】映画館のホットドックをシネコン別に比較!値段やカロリーなども紹介

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映画館でポップコーンを食べきれない場合の対処法

映画館でポップコーンを食べきれない場合の対処法

映画館のポップコーンを食べ切れない際には、

基本的に持ち帰りOKです。

ここでは、映画館でポップコーンを食べきれない場合の対処法として、以下を紹介します。

ポップコーンを食べきれない場合の対処法
  • 持ち帰り用の袋をもらう
  • あらかじめ袋を持参して持ち帰る

それぞれのポイントをチェックして、ぜひ実践してみてください。

【関連記事】映画館のマナーとは?劇場別の違いや撮影禁止のルール違反をした場合の罰則を解説

持ち帰り用の袋をもらう

映画館でポップコーンを食べきれない場合、売店で購入する際や出口を出る前に映画館のスタッフに依頼して持ち帰り用の袋をもらう方法があります。

映画館によっては持ち帰り用の袋が有料のケースもあるため、事前に確認しておくとスムーズ◎。

たとえば、イオンシネマでは「ポップコーン持ち帰り袋販売価格」を公式サイトの飲食売店メニューに記載しています。

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あらかじめ袋を持参して持ち帰る【体験談あり】

「ポップコーンを食べ切れないかもしれない」と思う場合には、ジップロックなど持ち帰り用の袋をあらかじめ持参しましょう。

また、自宅に持ち帰ったポップコーンは、お皿に広げて600Wで30秒程度レンジで加熱するとサクサク食感が戻ります。

自宅で映画を見ながらポップコーンを食べるのもあり、かな!

【体験談】映画館のポップコーンを実際に持ち帰ってみた

映画館のポップコーンを実際に持ち帰ってみた
撮影:筆者 ヨルゴス・ランティモス新作「哀れなるものたち」を鑑賞しに東宝会館へ。

自宅のつまみ用ポップコーンを加味して、大きめのLを注文。

結局映画に集中してほぼ食べずに終了!(手術シーンなどがあるので「ポップコーン美味しい!」とパクパク食べるものでもなかった)

あらかじめポップコーン用の袋を持参しており、入れ物ごと包んで帰宅しました。

袋に包まれた映画館のポップコーン
撮影:筆者 その日に食べるなら湿気も気にならないレベル!

サイズが大きなイメージがあるものの、余裕でリュックに収まりました。

袋から取り出した映画館のポップコーン
撮影:筆者 お酒と美味しくいただきました!

個人差がありますが、袋に包んでリュックに入れるまでがちょっと恥ずかしい感じが否めません。しかし、自宅に持ち帰り、レンチンして晩酌しながら食べるポップコーンも格別でした。

もちろん、映画を見ながら!映画後のお家時間も充実。

【関連記事】応援上映とは?何もしないのはあり?定義から鑑賞ルールまで徹底解説

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映画館のポップコーンはなぜ美味しいか

映画館のポップコーンはなぜ美味しいか

映画館のポップコーンが美味しい理由は、以下のとおりです。

映画館のポップコーンが美味しい理由
  • 専用の機械で調理している
  • つくりたてのポップコーンが食べれる
  • 映画館の非日常的な空間で食べれる

映画館フード=ポップコーンのイメージも強く、ポップコーンを食べると「映画館に来た〜!」という気持ちをかき立てられ、おいしさが増すような気がします。

映画館のロビーに入った瞬間に感じるポップコーンの香り!食欲がそそられます。

【関連記事】リバイバル上映とは?どんな作品が人気?なぜブームが到来したのかも解説

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映画館のポップコーンのカロリー

映画館のポップコーンのカロリー

映画館のポップコーンのカロリー目安は、以下のとおり(Sサイズ相当)です。

映画館キャラメルバター醤油
TOHOシネマズ233kcal364kcal
イオンシネマ320kcal335kcal
ユナイテッドシネマ317kcal701kcal335kcal
MOVIX240kcal373kcal

キャラメル味は塩味の1.5〜2倍のカロリーがあり、「ポップコーンを食べたいけど、カロリーが気になる」という場合には塩味をチョイスするのがおすすめ。

映画館によっても味の種類が異なるので、さまざまな劇場のポップコーンを試してみましょう。

コーヒーを一緒に頼むときはついキャラメルを選びがち…カロリーの暴力!

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映画館でポップコーンを食べるのはなぜかに関するQ&A

映画館でポップコーンを食べるのはなぜかに関するよくある質問

最後に、映画館でポップコーンを食べるのはなぜかに関するよくある質問を解説するので、疑問を解消しましょう。

映画館が持ち込みを禁止しているのはなぜ?

映画館が持ち込みを禁止している理由は、以下のとおりです。

映画館が持ち込みを禁止している理由
  • 利益の確保
  • 衛生管理
  • 鑑賞者への配慮

映画館で飲食したい場合は、持ち込むのではなく売店で購入しましょう。

ポップコーンで周囲に「うるさい」「やめろ」と思われないための対策は?

ポップコーンで周囲に「うるさい」「やめろ」と思われないためには、アクションシーンなどの大きな音が鳴るタイミングで食べることが大切です。

また、鑑賞者が少ないレイトショーや平日の昼間などに劇場へ足を運ぶ方法もあります。

【関連記事】レイトショーとは?年齢制限はある?メリットや料金についても徹底解説

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まとめ

映画館でポップコーンを食べるのはなぜか?まとめ

映画館でポップコーンを食べる理由は、諸説あるものの主な理由は以下のとおりです。

映画館でポップコーンを食べる理由
  • 食べるときの音・匂いが気になりくい
  • 原価が安く、映画館の利益源になっている
  • 手軽に購入できる

映画館で購入したポップコーンを食べ切れない場合には、袋に入れて持ち帰る方法があります。持ち帰りの袋が有料の映画館もあるので、あらかじめ確認しましょう。

ポップコーンのカロリーは塩味Sサイズ相当で、230〜320kcal程度です。カロリーが気になる場合には、キャラメル味より塩味がおすすめ◎。

今回の記事を、映画ライフを楽しむ参考にしてください。

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