映画館のマナーとは?劇場別の違いや撮影禁止のルール違反をした場合の罰則を解説

映画館のマナーとは?劇場別の違いや撮影禁止のルール違反をした場合の罰則を解説 映画

「映画館のマナーを確認しておきたい」「映画館によって違いはある?」と考える方も多いでしょう。

映画開始前のマナームービーは見てるけど、改めて聞かれると…

結論、携帯電話の使用・喫煙・盗撮・上映中の会話などを禁止している映画館が多く、特に盗撮は罰則が法律で定められています。

マナーを知らずに映画館に行くと、無意識のうちに他人に迷惑をかけている可能性もあるので注意が必要です。

そこで今回は、映画館のマナーについて概要やシネコン別の違いを解説します。

映画館で盗撮した場合の罰則も紹介するので、参考にしてください。

映画館のマナーとは

映画館のマナーとは

映画館のマナーについて、以下のケース別に紹介します。

映画館マナー
  • 全興連
  • シネコン別

マナー違反を防ぐためにも、しっかりチェックしていきましょう。

全興連が周知する鑑賞マナー

全興連が周知する映画館での鑑賞マナーは、以下の通りです。

  • 盗撮防止の観点から上映中は携帯電話の電源をお切りください。
  • 劇場内への録音・撮影機器の持ち込みは盗撮防止のためご遠慮ください。
  • 劇場内は禁煙です。
  • 上映中のおしゃべりはご遠慮ください。
  • 劇場売店以外からの飲食物の持ち込みはご遠慮ください。
  • ゴミの分別回収にご協力ください。
  • 本編上映開始時間に遅れてご入場なさいませんように、時間に余裕をもってご来場ください。
  • 各地域の条例に基づき18歳未満の方は終映が23:00を過ぎる上映会には入場いただけません。
  • 各種割引を適用される場合はチケット購入時に顔写真入りの学生証・身分証明のご提示をお願いいたします。
  • 前の座席を押す等の行為はおやめください。
全国興行生活衛生同業組合連合会|映画鑑賞マナー

全興連(全国興行生活衛生同業組合連合会)とは、全国47都道府県の興行生活衛生同業組合で組織された団体のことで、興行とは映画・演劇・演芸を指します。

全興連が周知する映画館での鑑賞マナーでは携帯電話の使用・盗撮・喫煙などを禁止しており、映画館のマナーとして認識している方も多いでしょう。

本編上映開始時間に遅れないように時間に余裕を持つことも、マナーとされているのが特徴です。

終了時刻が23時を過ぎるレイトショーへの入場は自治体によって年齢制限が異なり、事前に調べておくことが重要になります。

▼レイトショーについてまとめた記事は、こちら。

シネコン別の鑑賞マナーの違い

シネコン別の鑑賞マナーの違いを調査した結果は、以下の通りです。
※以下の情報はインターネット上で確認できる情報であり、各劇場で提示されるマナー・ルールに従って鑑賞してください。

シネコンイオンシネマTOHO
シネマズ
MOVIX109
シネマズ
ユナイテッド・シネマシネマサンシャイン
携帯の使用××××××
喫煙××××××
録音・撮影××××××
上映中の会話××××××
売店以外の
飲食物の持込
不明×××××
前の座席を
押す行為
××××××

多くの映画館で、携帯電話の使用・喫煙・盗撮・上映中の会話などの禁止をマナーとして周知しています。

ホームページにマナーに関するページを設けていない劇場もあるので、各劇場で表示したり動画で周知したりするマナーに従ってください。

映画館によっては「よくある質問」「料金ページ」「マナームービー」などで確認できるケースも。

なお、ホームページに記載されていなくても、映画館など多数の人が利用する施設は原則屋内禁煙なので、禁煙を前提にしましょう。

上記の項目以外にも、スマートウォッチの使用や席の移動の禁止などが設けられている場合もあります。

さらに、応援上映には独特のルールがあるので、事前に確認することが重要です。

▼応援上映についてまとめた記事は、こちら。

参考元:イオンシネマ|鑑賞マナー向上にご協力ください
TOHOシネマズ|映画の鑑賞マナーについて
MOVIX|TVアニメ「ちみも」SMT劇場マナーCM
109シネマズ|「野良スコ マナームービー編」パックマン映画館マナームービー
ユナイテッドシネマなかま16|ご利用の際のお願い
シネマサンシャイン|映画館での新しい鑑賞マナーのお願い

北海道|受動喫煙防止対策について

映画館で盗撮した場合の罰則

映画館で盗撮した場合の罰則

映画館で盗撮した場合の罰則は「映画の盗撮の防止に関する法律」に定められており、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、またはこれらの両方が課せられます。

盗撮の定義は、以下の通りです。

映画の盗撮の定義は,映画館等において有料上映中の映画や無料試写会で上映中の映画について,著作権者の許諾を得ずにその映画の影像の録画又は音声の録音をすることをいいます。

文化庁|映画の盗撮の防止に関する法律について

商業利用はもちろんですが、私的使用の目的で盗撮するのも違法となるため、「家で見たいから」などの理由でも認められません。

また、「映画館等」には映画館をはじめとして、映画が不特定又は多数の者に対して上映される施設、例えば多目的ホールなども含まれるので注意しましょう。

映画館のマナームービーを紹介

映画館のマナームービーを紹介

映画館のマナームービにはさまざまな動画があり、最も有名なのは「映画館に行こう!」実行委員会の「NO MORE映画泥棒」だといえます。

映画の盗撮をするカメラ男が逮捕されるマナームービーを、本編が始まる前に見たことのある方も多いでしょう。

ルパン三世や名探偵コナン、刀剣乱舞など人気タイトルの映画とのコラボレーションも行なっています。

「NO MORE映画泥棒」が各作品でパロディとして登場する場合も。

また、有名なキャラクターや作品とコラボしたマナームービーもあり、「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」の動画は以下の通りです。

アーニャ・ロイド・ヨル・ボンドなどフォージャー家が全員登場し、楽しめるマナームービーとなっています。

「野良スコ」による安定のまったりギャグ感のあるマナームービーもおすすめ。

劇場・作品・時期によってもマナームービーは異なるため、映画館で鑑賞する際にはチェックしてみてください。

▼映画館についてまとめたその他の記事は、こちら。

まとめ

映画館マナーまとめ

映画館のマナーは劇場によって異なるケースもありますが、一般的なマナーをおさらいしましょう。

  • 携帯電話は電源オフもしくはマナーモードにする
  • タバコは吸わない
  • 録音・撮影しない
  • 上映中の会話は控える
  • 売店以外の飲食物は持ち込まない
  • 前の座席を押したり蹴ったりしない

特に盗撮は法律で罰則が定められており、10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、またはこれらの両方が課せられます。

また、本編前に流れるマナームービーは劇場や作品によっても異なるのも特徴です。

今回の記事を、映画ライフを楽しむ参考にしてください。

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