読書のメリット5選を徹底解説!意外と忘れやすいデメリットや読書量についても紹介

読書のメリット5選を徹底解説!意外と忘れやすいデメリットや読書量についても紹介 読書

「読書にはどんなメリットがあるの?」「メリットを知ってから読書に取り組みたい」と考えている方もいるでしょう。

毎日なんとなく読書しているけど、メリットなんてあるの?

結論、読書をするメリットは「人生が豊かになる」などの5つが考えられます。

ただし、読書には夢中になりすぎると時間やお金がかかる場合があるなどのデメリットもあるので、メリットと一緒に知っておくことが重要です。

そこで今回の記事では、読書のメリットを5つ紹介し、意外と忘れやすいデメリットも解説します。

気になるみんなの読書量も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

読書のメリット5選!ストレス解消につながり人生が豊かになる

読書_メリット_5選

読書のメリットは、以下の5つです。

読書のメリット
  • 人生が豊かになる
  • ストレス解消になる
  • 集中力が上がる
  • 継続する習慣が身につく
  • 時間を活用できる

何となく読書のメリットを知っている方も、これから読書をする習慣をつけるためにメリットを知りたい方も参考にしてください。自己体験を踏まえながら、詳しく解説します。

人生が豊かになる!知らない知識や価値観に出会える

読書の1つ目のメリットは、知らない知識や価値観に出会うことで「人生が豊かになる」ところです。

苦手な分野はあれど、どんな本でもすべてが無駄で意味がないということは滅多にないでしょう。

私は基本的に純文学と松尾スズキのエッセイしか読みませんが、この丸で日常の役に立たなそうな内容こそ人生を豊かにしてくれると考えています。

「人生こうしたら上手くいく!」という内容はほぼ学べませんが、私にとっては常に想定外で常に新鮮でワクワクさせてくれるものばかりです。

人生を豊かにする本は人それぞれなので、時代小説や自己啓発本である場合ももちろんあるでしょう。

流行りを追うというよりは自分が読むことで新鮮な気持ちになったり、興味を引かれたりする本を探すのがおすすめです。

ストレス解消になる!他に何も考えられないのでスッキリする

読書_メリット_ストレス解消

読書の2つ目のメリットは、読書に集中することで余計な思考が取り払われるため「ストレス解消になる」ところです。

読書をしている最中は文章の情報から頭の中で情景を思い浮かべることに使われているため、余計なことを考えら得ない状態です。

私の体験でも読書にある程度集中した後だと、嫌なことを忘れていることが多いです。

音楽を聴いたり、映画を鑑賞したりしているとき、自分は集中していると思っていても頭の片隅に仕事や学校のことを思い出すことがあるでしょう。

仕事に悩んでいる時期に旅行や映画などさまざまな方法でストレス解消しようと思いましたが、結局ふとした瞬間に仕事が浮かんでくるため結局読書がストレス発散に最適でした。

毎日読書することが、意外と1番のストレス発散なのかもしれません。

集中力が上がる!読書する時間は本の世界に熱中している

読書の3つ目のメリットは、本の世界に思考が注力しているので「集中力が上がる」ところです。

本の情景を頭に描いたり、自分の生活に照らし合わせたりしながら読むのにはかなりの集中力が必要となります。

日頃から読書をすることで、一定時間集中するトレーニングができるでしょう。

私がここぞという仕事を集中して取り組めるのは、もしかしたら読書のおかげなのかもしれません。

ゲームをしながら勉強をしていた生粋の「ながら族」の私ですが、読書だけはながらができないほど1つに集中する必要があります。

継続する習慣が身につく!1日1ページでもいいじゃない

読書_メリット_継続する習慣

読書の4つ目のメリットは、毎日読むことで「継続する習慣が身にく」ところです。

読書をする人は1日何十ページと読む印象がありますが、私は仕事などで忙しい時期には1日1ページ程度しか読みません。

理由は純文学小説がつまらないときと面白いときの差が激しいので、つまらない時期はほぼ読み進められないからです。

それでも毎日読書をして、話が面白くなると一気に読み進むため毎月1冊は本を読めます。

読了すると達成感があり小さな成功体験を重ねているせいか、毎日少しずつ取り組むことに抵抗感がありません。

子どもの頃からこの習慣が身に付いていたら!と思うところがありつつも、学校の読書タイムは強制なので逆にやる気をなくしていました。

いいんです!BL小説でもいい、自分の興味のある本を何となく毎日読むことが大切です。

▼読書習慣を身につけるメリットについてまとめた記事は、こちら。

時間を活用できる!移動時や就寝前などを有効に使える

読書の5つ目のメリットは、移動時や就寝前など「時間を活用できる」ところです。

移動時や就寝前はただただぼんやりとしているか、スマホをいじっていることが多いもの。

ぼんやりやスマホも時間を無駄にしている訳ではありませんが、ちょっとした時間を読書に当てることで「何で1時間もくスマホを眺めていたんだ…!」という謎の後悔もありません。

「アメリカにおけるモバイル機器利用時間 2021(US Time Spent with Mobile 2021)」によると、現代人は1日平均4時間程度スマホを見ているという調査結果があります。

4時間のうちに30分でも読書をしたら、時間を有効活用できた満足感や達成感が味わえるでしょう。

▼読書をするおすすめの場所についてまとめた記事は、こちら。

読書のデメリット3選!夢中になり過ぎると浪費の原因に

読書_デメリット

読書のデメリットは、以下の3つです。

読書のデメリット
  • 時間とお金がかかる
  • 視力が低下する可能性がある
  • スペースが必要になる

心当たりしかなくてツライ。

読書を習慣化してから後悔を感じないためにも、メリットだけではなくデメリットも踏まえておきましょう。

時間とお金がかかる!Kindleにしても本にしても余力が必要

読書の1つ目のデメリットは、どんな本でも基本的には購入と読む時間が必要なので「時間とお金がかかる」ところです。

新品・中古・デジタルに関わらず購入する必要があり、中古であっても最低でも1冊100円程度はかかります。

1冊100円と聞くと大したことのないような金額に聞こえますが、amazonのマーケットプレイスで買えば送料が250〜300円程度の追加費用が発生し、古本屋に行けば時間がかかるでしょう。

本の状態に関わらず500円の文庫を毎週1冊読んだとすると、以下のような金額がかかります。

書籍費用/年:500円×52週=26,000円

およ30,000円だとすると、小旅行や贅沢ディナーに行けるレベルです。

総額にされると気持ちが揺らいでくるものですが、読書自体がストレス発散になるので「安いくらいだ!」と言いたいところです。

次に、読書にかかる時間を考えていきましょう。

小説1冊(20万字程度)を読み終わるためには6時間半の時間がかかると言われているので、毎週1冊読むと年間で52冊となり、以下の時間がかかります。

読書時間:6.5時間×52冊=338時間(年間)

また、毎日1時間弱の時間を費やしていることになり、忙しい現代人にとって毎日の1時間は貴重なものです。

時間やお金に関する考え方は人それぞれですが、買えば買うほど労力が必要なので買い過ぎには注意してください。

▼中古本についてまとめた記事は、こちら。

視力が低下する可能性がある!長時間読むときは休憩を入れよう

読書_デメリット_視力

読書の2つ目のデメリットは、近くのものを見続けることから「視力が低下する可能性がある」ところです。

読書やパソコンなど近くのものを見続けると目が近くを見るように順応してしまうため、近視が進むといわれています。

他にも姿勢が悪いと視力の左右差が生まれる原因となったり、暗いところで読むと目が疲れる原因となったりするので注意が必要です。

読書をするときは、以下のことに気をつけてください。

読書する上での注意点
  • 長時間読書をするときには1時間に1回程度休憩を入れる
  • 部屋の明るさを十分に確保して読む
  • 背筋を伸ばして正しい姿勢で読む
  • 本を目に近づけ過ぎない

読書の他にもスマホやパソコンなど現代人が近視となる要因が多く、下手するとさらに視力を下げることになってしまいます。

とはいえ集中し始めると休憩を忘れてしまうので、スマホのアラームなど時間管理アプリを活用するのがおすすめです。

スペースが必要になる!読む読まないに関わらずどんどん増量

読書の3つ目のデメリットは、電子書籍でない限り購入した分だけ本が増えるので「スペースが必要になる」ところです。

10年以上前1人暮らしを始めた当初は「本棚を持たない生活をする」が目標でした。

しかし、現在本棚は3つ目が満杯になろうとしており、4つ目を検討している段階に突入しています。

おかしい。ミニマリストになっているはずだったのに…。

本が無かったらこのスペースで私ヨガできると毎日思っていますが、売る気にもなりません。

マンガは割と容易に買取に出せるのですが、思い入れの強すぎる純文学を売るには非常に勇気が必要です。

また、いい意味でつまらないので、手放したら一生読まない感が強いのが原因だと感じています。

引越しも大変です、本当に。

確かに積読や本があることでモチベーションが上がりますが、物が増えるのが嫌な人は電子書籍を強くおすすめします。

気になるみんなの読書量は?何冊読むべきか

読書を始める前に、「具体的に月何冊読めばいいのだろう?」と気になる方も多いでしょう。

文科省の調査によると、読書量は以下の通りです。

冊数割合
月7冊以上3.2%
月5〜6冊3.2%
月3〜4冊8.6%
月1〜2冊37.6%
読まない47.3%
引用元:文化庁|平成30年度「国語に関する世論調査」の結果の概要

「読書をするなら、月5冊だ!」と意気込みがちですが、月に全く本を読まない割合は約半数程度いるため、月1冊でも十分に読書をしているといえます。

毎日読書をしたり、ひとまず1冊読み切ったりすることを目標にするのがおすすめです。

月5冊以上読むようになれば、「読書家」「本の虫」と自慢できるレベルでしょう。

▼読書家のあるあるをまとめた記事は、こちら。

まとめ

読書メリットまとめ

読書のメリットを、おさらいしましょう。

  • 人生が豊かになる
  • ストレス解消になる
  • 集中力が上がる
  • 継続する習慣が身につく
  • 時間を活用できる

一方で、読書には「時間とお金がかかる」などのデメリットもあるので、やり過ぎには十分注意しましょう。

デメリットの部分はメリット以上に共感してしまいましたが、デメリットすら愛おしいのが読書家の真髄であります。

読書について改めて知りたいと感じたら、今回の記事を参考にしてください。

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