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映画館に閉所恐怖症の人は行ける?パニック障害の実体験から解説!行く場合のおすすめの対策も

映画館に閉所恐怖症の人は行けるのか?パニック障害の実体験から解説 映画

映画館に閉所恐怖症の人は行ける?」「映画館で閉所恐怖症が悪化したらどうしよう」と考える方もいるでしょう。

閉所恐怖症もとい、パニック障害になってから9年目に突入したひろぺすです。

結論、不安感を感じる場合はあるものの閉所恐怖症の人も映画館で作品を鑑賞できます。ただし、恐怖の度合いや作品性を考慮することが重要です。

そこで今回は「映画館に閉所恐怖症の人は行けるのか?」をテーマにパニック障害の実体験から解説します。閉所恐怖症が映画館に行く場合の対策についても紹介するので、参考にしてください。

あくまで個人の経験則なので、ご自身の症状や状態に合わせて行く・行かないの判断をしてください。

POINT
  • 映画館に閉所恐怖症の人は行けるかを、パニック障害実体験から解説します。
  • 「来場者が多い日は避ける」「安心できるアイテムを持っていく」など、閉所恐怖症が映画館に行く場合のおすすめの対策を解説します。
  • 映画館に行けない閉所恐怖症の人はどうするかをお伝えするので、チェックしましょう。
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映画館に閉所恐怖症の人は行ける?パニック障害実体験から解説

映画館に閉所恐怖症の人は行ける?パニック障害実体験から解説
撮影:筆者 最近映画館で鑑賞した「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」

個人差がありますが、閉所恐怖症の人も映画館で作品を鑑賞することが可能です。ただし、避けるのが無難な場合もあります。

私はパニック障害を持ちつつも映画を観に行っていますが、以下の条件では映画館に行かないようにしています。

閉所恐怖症の私が映画館に行かない場合の条件
  • 恐怖感の強い日
  • 休日など人の多い日
  • 残忍なシーンが予想される映画

映画館はもちろん鉄道やエレベーターなど、どの程度の閉所まで耐えられるのかは人それぞれで、その日によっても違いがあります。

当日の体調を含めて、恐怖感が強い日は映画館などの狭い場所・逃げられない空間は必要以上には行きません。

閉所恐怖症になりたての時期は映画館どころかカフェすら行けませんでした。

時間が経つにつれて恐怖の度合いは下がりつつあるため、最近では比較的いつでも映画館で作品が鑑賞することが可能です。

また、「人が多い場所で体調が悪くなったらどうしよう」という不安があるので、休日など鑑賞者が多いと見込まれる日も避けます。

私がパニック障害になったきっかけにも起因しますが、爆発音や爆撃音が激しい映画、グロ・エロ・ゲロの3つの「ロ」が揃う映画など、残忍なシーンが予想される場合も回避。

※あくまで個人の経験則なので、ご自身の症状や状態に合わせて行く・行かないの判断をしてください。

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閉所恐怖症もといパニック障害になったきっかけ

私が閉所恐怖症もといパニック障害になったきっかけは、演劇の舞台鑑賞です。戦争をテーマとした舞台作品で真っ赤なライトが長時間使用されており、途中から気持ち悪くなり退出。

電車に乗っても動悸と気持ち悪さが止まらず、何度も降りながら2〜3時間かけて自宅に戻りました。2度と体験したくないほど辛かったです。

自宅に帰るまでに新幹線に乗る必要がありましたが、休日で満員だったためトイレと出口付近でうずくまりながら必死で帰ってきたことも鮮明に覚えています。

従って、ホール・劇場・鉄道はパニック障害が多少落ち着いた今でもなるべく避けたいところ(でも行きたいし乗りたい)。

個人的には飛行機・鉄道・エレベーター・他人が運転する車などよりは、自分のタイミングで外に出られる映画館はまだましです。

飛行機が1番無理かな…トイレ車両のない鉄道も悩ましい。

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閉所恐怖症が映画館に行く場合のおすすめの対策

閉所恐怖症が映画館に行く場合のおすすめの対策

閉所恐怖症が映画館に行く場合のおすすめの対策は、以下の5つです。

閉所恐怖症が映画館に行く場合のおすすめの対策
  1. 来場者が多い日は避ける
  2. 安心できるアイテムを持っていく
  3. なるべく外に出やすい席に座る
  4. 特報やSNSで可能な限り情報収集しておく
  5. 基本的に1人で行く

「閉所恐怖症だけど、映画館には行きたい」といった場合には、ぜひ参考にしてください。

対策①来場者が多い日は避ける

外に出やすい席を確保できなかったり、隣に人が座って途中退室しづらくなったりするので、来場者が多い日の映画館は避けましょう。

また、同じ空間でも鑑賞者が多いことで、より圧迫感を感じる場合があります。空いている時間を狙うのであれば、以下の曜日・時間帯がおすすめです。

映画館が空いている曜日・時間帯
  • 平日
  • 早い時間帯
  • 遅い時間帯

公開直後も混み合う傾向にあるため、封切りして少し時間が経ってから鑑賞すると空いている確率が高まります。また、あらかじめ各映画館の上映スケジュールページなどから混雑状況を把握しましょう。

対策②安心できるアイテムを持っていく

鑑賞中に恐怖感や不安感を感じる可能性もあるので、安心できるアイテムを持っていきましょう。個人的にはミネラルウォーターなど飲み物が安心アイテムで、売店で必ず購入します。

また、水には味がないため、濃い味や甘い味が付いている飲み物よりも気持ち悪くなるリスクが低いと感じています。

その他にも寒ければカイロを持参したり、(鑑賞中はもちろん食べないが)飴を持って行ったりして、安心感を持てるように工夫しています。

対策③なるべく外に出やすい席に座る

対策③なるべく外に出やすい席に座る

なるべく外に出やすい席に座り、映画を鑑賞中に万が一恐怖感を感じた場合には一旦退出しましょう。

外に出やすい席とはすなわち、通路に面した席のことです。鑑賞者が多く、かつ前後左右が囲まれた席に座ろうものなら、鑑賞中に退出するのはほぼ不可能。

不安を感じながら90〜120分鑑賞し続けるのは非常に辛く、体調に影響を及ぼしかねません。

通路に面した席だと中央に座れない可能性が高いので良い席とはいえませんが、「いのちをだいじに」モードを忘れずに映画館で作品を楽しみましょう。

対策④特報やSNSで可能な限り情報収集しておく

閉所であることに加えて、恐怖感を増したり体調不良を悪化させたりする原因が明確な場合には、作品の特報やSNSで可能な限り情報収集しておき、最後まで見られる内容かチェックしましょう。

たとえば、私の場合は以下の作品は映画館では鑑賞しません。

映画館では鑑賞しないジャンル・作品
  • 手ぶれが激しい作品
  • グロ・エロ・ゲロの3拍子が揃いそうな作品
  • 残忍な作品
  • 爆発音や爆撃音が激しい作品

三半規管が弱いため手ぶれが激しい作品は酔う可能性が高く、個人的には避けたい作品の1つです。

鑑賞前に正確に判断するのは難しいものの特報やSNSで情報を集めておけば、ある程度内容が把握できるため、映画館に行くかどうかの判断材料になります。

鑑賞中のトラブルを回避するためにも、苦手な作品の条件を改めて明確にしておきましょう。

自宅で鑑賞するのとは異なり、映画館では一時停止できないので、苦手なシーンが多そうな作品はそもそも行きません。

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対策⑤基本的に1人で行く

「一緒に鑑賞する友人・家族・パートナーに迷惑をかけたらどうしよう」も1つの不安要素になるので、基本的に1人で行くのがおすすめです。

また、同行者から「中央に座りたい」と言われた場合に、断るのは至難の業。

どうしても他人と行きたい場合には、「狭い場所が苦手である」と事前に伝えておき、かつ「外に出るかもしれないが、気にしないで」と言っておくと良いでしょう。

私もそうですが他人に閉所恐怖症やパニック障害であることを伝えるのは難しく、「じゃあ、なぜ映画に来た?」という雰囲気になるのが嫌なので、つい黙ったまま我慢する傾向にあります。

1人で映画館に行く場合には「無理」と思ったら自由に退出できるので、ストレスもありません。

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映画館に行けない閉所恐怖症の人はどうするか

映画館に行けない閉所恐怖症の人はどうするか?

映画館に行けない閉所恐怖症の人は、無理せずに動画配信やDVDで映画を鑑賞しましょう。もちろん「閉所恐怖症を克服したい」と映画館に行くのはありですが、恐怖感が強まったら迷わず退出してください。

映画館だけではなく、映画自体がトラウマになってしまったら元も子もないからです。また、友人やパートナーが「閉所恐怖症で映画館が怖い」と伝えてきたら、無理強いは禁物。

恐怖感などは声かけなどで解決する問題ではないため、相手の状況を可能な限り尊重してあげてください。

恐怖感を感じた場合の症状は人それぞれですが、私の場合はヒステリー球が悪化して、呼吸がしづらくなります(ただひたすらに辛いです)。

パニック障害になって以来、「いのちをだいじに」の大切さを痛感しています。

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まとめ

映画館に閉所恐怖症の人は行ける?まとめ

個人差があるものの、閉所恐怖症の人も映画館で作品を鑑賞できる可能性があります。ただし、恐怖感の強い日など避けるのが無難な場合もあります。

閉所恐怖症が映画館に行く場合のおすすめの対策をおさらいしましょう。

  • 来場者が多い日は避ける
  • 安心できるアイテムを持っていく
  • なるべく外に出やすい席に座る
  • 特報やSNSで可能な限り情報収集しておく
  • 基本的に1人で行く

※あくまで個人の経験則なので、ご自身の症状や状態に合わせて行く・行かないの判断をしてください。

鑑賞中に「これ以上見れない」「無理」と感じたら、迷わず退出するのが無難です。今回の記事を、映画ライフを楽しむ参考にしてください。

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