「読書が途中で飽きるのはなぜ?対策はある?」と疑問を感じる方も多いでしょう。

本を持っていたはずなのに、気づいたらスマホに持ち替えている。
結論、読書が途中で飽きる理由&対策には、「面白さを感じられない→対策:本を変える」などが考えられます。
そこで今回は、読書が途中で飽きる3つの理由&対策を解説します。読むのをやめるべきかや読書を途中で飽きずに続けるコツも紹介するので、参考にしてください。
読書が途中で飽きる3つの理由&対策

読書が途中で飽きる理由&対策は、以下の3つです。
- 面白さを感じられない【本を変える】
- 疲労感を感じる【適度に休憩する】
- 集中できない【静かな環境を整える】
ご自身の状況と照らし合わせながら、チェックしましょう。
【関連記事】読書がつまらない理由とは?面白くない本でも読むべき?対処法や楽しむコツを解説
面白さを感じられない【本を変える】
読んでいる本の内容に面白さを感じられないと、読書が途中で飽きてしまいます。本に面白さを感じられない原因は、以下のとおりです。
- 興味・関心に合わない本を読んでいる
- エンタメ性や場面展開が少ない
- 難易度が高く内容が理解しにくい
たとえば、エンタメ性や場面展開が少ない作品を読んでいる場合、「ワクワクしない」と読書へのモチベーションが下がるケースがあります。
【対策:本を変える】
つまらない本を無理して読むのではなく、面白いと感じられる本へ変更しましょう。本を変える際は、あらすじをチェックして今の自分が興味を持てる本か確認しておくと◎。

日頃から純文学&海外文学しか読みませんが、序盤のつまらなさといったら…耐えられないときは本を変えるときもあります。
疲労感を感じる【適度に休憩する】
本を以下のようなスタイルで読んでいる場合、疲労感を感じて読書に飽きる可能性があります。
- 長時間の読書で、精神的に疲れている
- 暗い場所のため、目が疲労している
- 姿勢が悪く、肩や首が凝っている
また、小さい文字や難解な内容も、疲労感を感じる原因です。加えて、疲労により集中力が低下すると、せっかく読書をしても内容が頭に入りにくくなるので注意しましょう。
【対策:適度に休憩する】
読書で疲れないためには、適度に休憩することが大切です。たとえば、人間が高い集中力を維持できるのは15分とされているので、15分に1回休憩を入れる方法があります。

そのほかにも、姿勢や明るさにも配慮しながら読書に取り組みましょう。
集中できない【静かな環境を整える】
読書中に以下のような気が散る要因が近くにあると、集中できずに飽きてしまうケースがあります。
- スマホ
- テレビ
- 会話
- 足音
頭のなかでストーリーを描写したり、丁寧に感情を読み取ったりするなど、とくに読書は集中力が必要な作業が多いため、気が散る要因が近くにある場合はすぐに飽きてしまうおそれがあります。
【対策:静かな環境を整える】
「テレビを消す」「スマホを機内モードにする」など、読書に集中できる静かな環境を整えましょう。静かすぎると逆に集中できない場合があるので、注意が必要です。

ある程度、音や振動がある電車やバスのなかが意外と集中しやすいアレです。
読書が途中で飽きたら読むのをやめるべき?

続いて、読書が途中で飽きる場合は読むのをやめるべきかを解説します。
結論、読書は途中でやめていい
結論、読書がつまらないのであれば、途中でやめても問題ありません。むしろ「つまらない」と感じたまま読書を続けるほうが、ストレスが増える可能性があります。
ただし、後半からとんでもない盛り上がりを見せる作品もあります。
とくに純文学・海外文学・名作といわれる本は最後まで読まないと、作品の真価を見極めるのが難しいケースが多く、作品によっては最後まで読む価値ありです。

読書がつまらない場合は、この際結末を把握してから読むのも方法の1つ◎。
【関連記事】読書はメリットしかない?効果15選|デメリットと解決策、よくある質問も解説
すぐor途中でやめる場合の注意点
読書をすぐor途中でやめる場合の注意点は、以下のとおりです。
- 何度も繰り返すと「やめ癖」がつく
- 結末がわからず、作品の本当の価値を確認できない
- 時間が経ってから最初から読み直す場合、再びつまらない箇所を読まなければならない
もし、最後まで読みたい作品だと思っている場合は、ある程度のつまらなさは耐えたほうが、諦める→時間が経つ→再読の際に「またこのつまらない部分を読むのか…」というストレスを減らせます。

時間が経つと内容を忘れてしまうので、結局読むはめになる…!
【関連記事】読書が進む!おすすめの場所10選|読書に適した環境やよくある質問も解説
読書を途中で飽きずに続けるコツ

読書を途中で飽きずに続けるコツは、以下のとおりです。
- 興味に合うジャンル・作家を選ぶ
- スキマ時間を上手に活用する
「読書を途中であきらめがち…」とお悩みの場合は、ぜひお役立てください。
興味に合うジャンル・作家を選ぶ
読書を途中で飽きないためには、興味に合うジャンル・作家を選ぶ、つまり選書が超重要です。
「カバーデザインのみでジャケ買いした」「面白いと聞いたから、あらすじを読まずに買った」などは、読書が途中で飽きる原因になりかねません。
ご自身の興味と照らし合わせながら、マッチするジャンル・作家を選択し、作品のあらすじを確認したうえで読む本を決めましょう。

好きなジャンルがわからない場合は、よく見る映画&ドラマのジャンルから推測するのもおすすめ◎。
スキマ時間を上手に活用する
長時間の読書は疲労の原因となったり、そもそも時間が取れなくて本が読めなかったりするので、スキマ時間を上手に活用しましょう。スキマ時間とは、以下のような時間のことです。
- 通勤・通学の時間
- 入浴時間
- 病院や待ち合わせの待ち時間
がっつり時間を確保しなくても、上記のスキマ時間を使えば、1日10〜20ページくらいは読めるケースがあります(気づけば読み終わっている可能性がある)。
また、こまめに本を読むことで、比較的内容がつまらない作品でも「面白くない話を読み続けている」というストレスが緩和されます。
【関連記事】お風呂での読書は本がふやける?1ヶ月間試してみた結果を大公開!読書の方法も紹介
読書が途中で飽きる理由に関するQ&A

最後に、読書が途中で飽きる理由に関するよくある質問を解説するので、疑問を解消しましょう。
月に1冊も本を読まない人の割合は?
文化庁が公表している2023年度の「国語に関する世論調査」によると、月に1冊も本を読まない人の割合は以下のように約60%です。
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 月7冊以上読む人 | 1.8% |
| 月5〜6冊読む人 | 1.5% |
| 月3〜4冊読む人 | 6% |
| 月1〜2冊読む人 | 27.6% |
| 読まない人 | 62.6% |
月3冊以上読んでいる場合は上位10%に入りますが、本の難易度はさまざまなので「冊数が多い=すごい・えらい」ということではありません。ご自身のペースで読書に取り組みましょう。
【関連記事】読書家あるある12選!本の虫と呼ばれる人は何冊読んでる?定義や特徴も解説
読書が継続できないのはなぜ?
読書が継続できない理由は、「仕事や家事が忙しい」「読書に苦手意識がある」などが考えられます。
また、難易度の高い本や興味を持ちにくい本を読んでいる場合も、読書を継続しづらいので注意しましょう。
読書がストレス解消になるって本当?
読書は、ストレス解消につながるとされています。
これは、読書中は脳が本の内容に集中しているため、余計なことを考えにくく、ストレスの原因から離れられるからです。
まとめ

読書が途中で飽きる理由&対策を、おさらいしましょう。
- 面白さを感じられない【本を変える】
- 疲労感を感じる【適度に休憩する】
- 集中できない【静かな環境を整える】
読書が途中で飽きる場合は、無理せずに読書を中断しましょう。また、継続的に本を読むためにも、ご自身の興味を踏まえたうえで選書することが重要です。
今回の記事を、読書ライフを楽しむ参考にしてください。


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