徒然なるままに、日々の読書を記録する。
6月分はこちら
7月10日|眼科に行く、故に読書が進む
なぜなら、待ち時間が長い。ということで2時間の待ち時間に大西巨人『神聖喜劇』の拾い読みを進める。
大前田軍曹の難題(小銃の各部位や七本槍の軍隊的な読み方を答えさえる)をクリアする東堂に目が行きがちなのだけど、やはり最初から東堂が持っている暴力への正しい臆病さや集団の愚かさを見抜く真っ当さに安心する。
しかし、東堂のモノローグは本当に口が悪い!親近感。
7月1日|今月は、大西巨人『神聖喜劇』

というか、向こう3ヶ月くらいは大西巨人『神聖喜劇』を読んでいる気がする。拾い読みのつもりでも、なにしろ物量がエグい。多分2,500ページ(約500ページ×全5巻)くらいある。
主人公・東堂の「口の悪さ」と「真っ直ぐさ」に読みながら声を出して笑うんだけれど、起きていることを曖昧にしたり、肯定的に受け止めたりする笑いじゃない。集団や人間の愚かさへの批判が痛烈だからこそ、ここまでゲラゲラと笑える。まさに喜劇。
本の厚さを考えると読むのがやや憂鬱な感も否めないけれど、大西巨人と東堂太郎と過ごせる夏、楽しみである。


コメント