「読書するおすすめの場所はどこ?」「集中して読書ができる場所を知りたい」と感じる方も多いでしょう。

読書をするとき「集中できる場所」と「集中できない場所」がある…!
結論、読書が進むおすすめの場所には、「自室」「お風呂」「図書館」「車中」などがあります。
そこで今回の記事では、読書が進む!おすすめの場所10選を紹介します。読書に適した環境も解説するので、ぜひ参考にしてください。
- 読書が進むおすすめの場所について、「自宅編4選」「自宅以外編6選」に分けて紹介します。
- 「静かさ」と「明るさ」を重視して、読書する場所を選びましょう。
- 「一日中本が読める場所は?」など、読書が進むおすすめの場所に関するよくある質問を解説します。
読書が進む!おすすめの場所【自宅編4選】

読書が進む自宅内のおすすめの場所として、以下の4つを紹介します。
- 自室
- ベッド・寝室
- お風呂
- キッチン
「自宅内で集中して読書に取り組みたい」という方は、参考にしてください。
自室
自宅で読書に集中できるおすすめの場所といえば、プライベート空間が確保された「自室」です。
自室は家族の気配や生活音が気になりにくく、本の世界に浸りやすいのが魅力です。なお、自室で読書をすると、以下のようなメリット・デメリットがあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・プライベート空間を確保できる ・読みたい本がすぐ近くにある ・慣れた空間でリラックスしやすい |
| デメリット | ・スマホやテレビなど誘惑が多い ・音が響きやすい部屋など、場合によっては集中するのが難しい |

自室で読書をする際は、スマホをマナーモードにするなど、工夫が必須…!
ベッド・寝室
自宅内で読書をする場合には、リラックスしながら読書ができる「ベッド・寝室」もおすすめ◎。
就寝前にベッドで読書する方はある程度いらっしゃるかと思いますが、夜間は大きな音がしないため集中できる環境を整えやすいのがポイントです。
ベッド・寝室を読書の場所に選ぶメリット・デメリットを、チェックしましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・リラックスしながら読書に取り組める ・読書のあとにそのまま寝られる ・寒い時期でも暖かさを確保しやすい |
| デメリット | ・十分な明かりを確保できない場合がある ・飲み物などをこぼす可能性がある |
リラックスしてそのまま寝られるのはもちろん、就寝前・起床後の読書は毎日のルーティンとして習慣化しやすいため、読書習慣を身につけられます。

ベッド・寝室での読書では、読書灯を取り入れるなど、暗くならないように工夫しましょう。
【関連記事】読書を習慣化する方法やメリットを解説!気になるみんなの読書量についても紹介
お風呂
入浴タイムはスマホ・映画鑑賞・ストレッチなどのさまざまな選択肢があり、読書も選択肢の1つです。
お風呂ではスマホなどの気が散るアイテムが周囲にないため、読書に集中しやすい場所だといえます。入浴中に読書をするメリット・デメリットは、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・余計なものがなく読書に集中しやすい ・入浴の習慣も身につけられる ・入浴時間を最大限活かせる |
| デメリット | ・本が濡れる可能性がある ・水分補給に注意する必要がある |
ただし、お風呂での読書は水濡れや脱水症状などの可能性もあり、以下のような点に配慮しましょう。
- ペットボトルなど水分補給できるものを用意する
- 本が濡れないように手を拭くタオルを用意する
- 水面に本を近づけない
- 眠いときは読書をしない

熱中し過ぎると水分補給を忘れてしまうので、飲み物は必須…!
【関連記事】お風呂での読書は本がふやける?1ヶ月間試してみた結果を大公開!読書の方法も紹介
キッチン
キッチンは料理という作業を集中して行う場所であり、気持ちのスイッチが入りやすいので、読書にも最適です。
キッチンを読書の場所に選ぶと、以下のようなメリット・デメリットがあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・気持ちのスイッチが入りやすい ・煮込む系の料理は合間に本が読める ・食べ物や飲み物を取り出しやすい |
| デメリット | ・本が濡れる可能性がある ・火の取り扱いには十分注意する必要がある |
また、キッチンにカウンターがある場合は、カウンターで飲み物を飲みながらゆっくり読書する選択肢もあります。

キッチンドランカーならぬ、キッチンリーダー…!
読書が進む!おすすめの場所【自宅以外編6選】

読書が進む自宅以外のおすすめの場所として、以下の6つを紹介します。
- 図書館
- 電車
- ファミレス・コーヒーショップ
- カフェ・喫茶店
- 屋外のベンチ
- 車中
「自宅ではなかなか読書に集中できない」「自宅以外の場所を探している」という方は、参考にしてください。
【関連記事】読書がつまらない理由とは?面白くない本でも読むべき?対処法や楽しむコツを解説
図書館
図書館はうるさくなる可能性が限りなく低く、安定の静けさで本の世界観に入り込みやすい場所です。
読書の場所に図書館を選ぶメリット・デメリットを、チェックしましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・静かで読書に集中しやすい ・さまざまなジャンルの本に触れられる ・無料で本を借りられる |
| デメリット | ・飲食できる場所が限られる ・身近にない可能性がある |
図書館には、小説・デザイン書・自己啓発本・絵本などさまざまなジャンルの本が揃っているので、新しい本当の出会いがあるのも嬉しいポイントです。

「今日は集中して本を読みたい!」「一緒に本も借りたい」と思ったときは図書館がおすすめです。
電車
読書が進む自宅以外のおすすめの場所には、「適度な振動」に「快適な気温」と好条件が整いやすい電車が挙げられます。
電車は熟睡している方も多く見受けられるほど、イスの座り心地・空調・振動が読書にも最適な絶妙なバランス。電車で読書するメリット・デメリットは、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・空調・振動などが最適な絶妙なバランス ・通勤時などに読めば習慣化しやすい ・スキマ時間を有効活用できる |
| デメリット | ・座れない可能性がある ・車内の状況はまちまち |
通勤や通学時の電車の時間を使えば、毎日のルーティンに読書を組み込みやすく、習慣化につながるのも魅力です。

電車での読書は、通勤・通学の時間を活用したいと感じている方や、読書を習慣化したい方に向いています。
ファミレス・コーヒーショップ
低予算で長居しやすいファミレス・コーヒーショップでは、じっくり読書に取り組めます。
ファミレス・コーヒーショップを読書の場所に選ぶメリット・デメリットは、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・低予算で比較的長居できる ・全国的に品質が一定で出先でも寄りやすい ・Wi-Fiが使えるケースが多い |
| デメリット | ・店内の状況はまちまち ・周囲がうるさい場合がある |
全国的に品質が一定で出先でも寄りやすいため、「お店の雰囲気が分からない」などのストレスもありません。

Wi-Fiを使えるケースが多く、読書をしながらスマホで調べ物をしたい場合にもスムーズ。
カフェ・喫茶店
読書が進む自宅以外のおすすめの場所には、おしゃれな空間でゆっくり読書ができる「カフェ・喫茶店」もあります。
デザイン性の高い内装やインテリア・心地のいい音楽・美味しい食事などを楽しめるカフェ・喫茶店では、自宅では感じられないような非日常を味わえるのも魅力です。
カフェ・喫茶店で読書をするメリット・デメリットを、チェックしましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・おしゃれな空間でゆっくり本が読める ・美味しいコーヒーやスイーツを楽しめる ・非日常的な気分を味わえる |
| デメリット | ・滞在時間が限られる場合がある ・静かさを確保できない可能性がある |
なお、カフェ・喫茶店の状況はケースバイケースで、「BGMが気になる」など読書に適しているとは限らないので、さまざまなカフェ・喫茶店を試してお気に入りを見つけましょう。

息抜きの読書として、カフェ・喫茶店を使うのもアリ。
屋外のベンチ
自然や季節を感じながら本が読める「屋外のベンチ」は、読書に適しているのはもちろん、ストレス緩和や癒し効果も期待できます。
屋外のベンチで読書をすると、以下のようなメリット・デメリットがあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・余計な物や音が少なく読書に集中しやすい ・四季の移り変わりなども楽しめる ・癒し効果を期待できる |
| デメリット | ・虫対策が必要になる ・天候に注意する必要がある |
屋外は必ずしも自然のなかである必要はなく、テラス・ベランダ・緑の多い公園などでも風や四季を感じられます。

虫に刺されたり、雨が降ったりする可能性もあるので、事前に対策を講じておくことが重要です。
車中
車中は適度に狭く、かつプライベート空間を確保できる個室であるため、読書に集中したい場合におすすめの場所です。
読書で車中を選ぶメリット・デメリットを、チェックしましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | ・程よく狭い個室で居心地がいい ・人を待つ時間を活用して本が読める ・場所代が基本的に発生しない |
| デメリット | ・暑さ・寒さの影響を受けやすい ・周囲から車中をのぞかれる場合がある |
なお、エアコンを稼働させるとガソリン代がかかるため、真冬や真夏に車中で読書をするのは避けるのが無難です。

車のなかで人を待つスキマ時間を活用して読書するのも◎。
【関連記事】読書はメリットしかない?効果15選|デメリットと解決策、よくある質問も解説
読書が進むおすすめの場所の条件は?適した環境

読書が進むおすすめの場所の条件は、以下のとおりです。
- 静かさ:生活音や騒音が気になりにくい
- 明るさ:300~750ルクス(照度)を確保する
- その他:余計なものが近くにない・目に入らない
なお、明るさについては、300ルクスが「新聞の文字が楽に読める程度」「やや暗めの事務室」が目安とされています。
上記の条件と照らし合わせると、「自室」「お風呂」「図書館」などが読書に適しているといえます。
【関連記事】読書の明るさはどれくらいが最適?ブックライトの選び方や実際の使用感を紹介
読書が進むおすすめの場所に関するQ&A

最後に、読書が進むおすすめの場所に関するよくある質問を解説するので、疑問を解消しましょう。
一日中本が読める場所は?
一日中本が読める場所には、たとえば、「自室」や「図書館」が挙げられます。
ただし、図書館には飲食できる場所が限られる、自室には生活音が響きやすい場合があるなど、デメリットがあるので、メリット・デメリットを比較して読書の場所を選びましょう。
読書する場合にカフェって本当に居心地がいいの?
読書する場合にカフェが居心地がいいかどうかは、カフェの雰囲気によって異なります。読書に最適なカフェには、以下のような条件があると考えられます。
- BGMが大きすぎない
- 空調や明るさが適切
- 観葉植物など緑がある
また、居心地のよさは個人の感じ方によって異なるので、さまざまなカフェを巡ってお気に入りの場所を見つけましょう。
【関連記事】本を再読する効果とは?読み直すメリットや何度も読みたい作品も紹介!【二度と読まない派必見】
まとめ

読書が進むおすすめな場所として、以下を紹介しました。
- 自室
- ベッド・寝室
- お風呂
- キッチン
- 図書館
- 電車
- ファミレス・コーヒーショップ
- カフェ・喫茶店
- 屋外のベンチ
- 車中
それぞれの場所にメリット・デメリットがあるので、比較しながら検討しましょう。
また、「静かさ」や「明るさ」を確保できる場所を選ぶと、集中して読書に取り組めます。今回の記事を、読書ライフを楽しむ参考にしてください。



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